その四、実録第44回衆議院選挙東京4区

2006年8月28日 12:55 | ブログ:平将明の本音
解散の翌日8月9日、自民党本部で開催された某代議士の勉強会に参加した。
「決心はついたか?今朝も駅頭を地元でやってきたが、前回の小泉旋風に似た異様な雰囲気になっている。こんなチャンスはない。早く決断してくれ。運命だ。」代議士が言った。
「まだ、迷っています。」
 昨夜の衝撃的な電話からまだ12時間しか経っていない。私は二つの会社を経営していたし、立ち上げたばかりの銀行の取締役会議長も務めていた。JC活動で犠牲を強いられ続けてきた家族のこともある。JC会頭選挙の敗戦処理もある。影響を及ぼす関係者の数は計り知れない。自分自身、決断力はある方だと思うが、さすがに頭がグルグルまわり、答えを出せずにいた。
「それに、もしチャレンジするとしても東京10区ではなく、大田区、東京4区でやりたいと思います。」
「そうか。東京4区の事情はわからないが、とにかくこういうことはスピードとタイミングが大事だ。早く決断くれ。」
 翌8月10日 午前中、再び代議士から電話をもらう。
「決断したか?とにかく急げ。」本当に熱心に連絡をくれた。今でも感謝している。
私は、「新日本の再生はわれわれ青年の仕事である!」との言葉のもと10年近く真剣にJC運動に取り組んできた。今、まさにそれを政治の場で実行する時が来たのかもしれない。そう思い始めていた。
 同日午後 自民党東京都連事務局に電話を入れた。東京4区は前職が辞職をしていたため、10月に行なわれる補選にむけて候補者の公募になっていた。迷いは消えたわけではないが、書類だけでも取りに行こうと、都連本部へ向かった。書類を受け取り、締切りを尋ねると、急遽解散になったので締切りを前倒しすることになったという。
「それでいつですか?」
「明日の夕方です!」
「・・・・。」
ぎりぎりのタイミングは運命なのか?それとも神様のいたずらか?
              ―つづく―
 

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