大丈夫か?鳩山総務大臣。

2009年1月 9日 17:05 | ブログ:平将明の本音

'かんぽの宿'をオリックスに一括して売却することになった一件。


鳩山大臣が待ったをかけた。なぜオリックスなのか?なぜこの時期なのか?なぜ一括なのか?疑問があるからだという。なぜ大臣がストップをかけるほど問題なのか?私には理解できない。大丈夫か?鳩山大臣?独特の価値観をお持ちのようだが・・・?


●なぜオリックスなのか?


→入札やったんでしょ。そのなかで条件が一番良かったのがオリックス。そのこと自体に疑義があるなら別ですけど。従業員の雇用の維持など外資は飲めないし、そもそも外資は今回の金融危機でいなくなった。売却価格を含めた一番良い条件がオリックスだったのでしょう。


●なぜこの時期なのか?
→今は市況が悪いというが、売却価格・条件共にバランスシートから見ても破格の安値ではない。そもそも'かんぽの宿'事業は一体年間いくらの赤字を垂れ流してるのですか?毎年のキャッシュフローの膨大な赤字を見れば、将来的に市況が回復したとしても(さらに市況悪化のリスクもあり)、その間に垂れ流す赤字の累積金額を売買価格に転嫁できるとは思えない。再生するノウハウが日本郵政になく、本業に経営資源を集中するならできるだけ早く適正価格で売却すべき。


●なぜ一括なのか?


→いいとこどりで売却したら、残った不良資産はどうするの?いつまでもこの事業を引きずることになるのではないでしょうか。経営判断として一括売却が正しいのではないか?


 このディールを壊して、日本郵政がさらに損をしたとしても、鳩山総務大臣や野党を含めた'政治'はなんら責任はとることはない。野党の構造改革憎しの情緒的な議論と、それに乗っかった世襲大金持ち政治家のビジネス感覚の欠如で、真っ当な経営判断にまで政治が口を出すようでは、西川社長もお気の毒だ。手足を縛られてプールに投げ込まれ、泳いでみろというのに等しい。それならあんたが経営やってみろよ!と喉元もで出ているに違いない。

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