第99回カフェスタトーク【築地魚河岸三代目 生田よしかつさん】

2015年1月26日 18:05 | カフェスタトーク

2015年最初のカフェスタトーク、準レギュラー築地魚河岸3代目・生田よしかつさんと平将明副大臣との息の合った45分になりました。
前半は和やかな雰囲気のもと、生田さんの新著「あなホケ」や「AskTanigaki」(ask 谷垣)というカフェスタの新番組などの告知も交えつつ、内閣府副大臣としてのやりがいが伝わってくる。
この他に対談の随所に食品への異物混入や生田さんが罹患したノロウィルス等の直近の話題が堰を切ったように飛び出します。お聴き逃しの無いように!

 この日の本題は、目玉政策である地方創生、平議員が何も無いところから立ち上げた近未来技術実証特区、クールジャパン。中でも特に語られたのが近未来技術実証特区であった。
 分かりにくい国家戦略特区政策を少しでも目に見える形で実感して欲しいとの思いから、小泉進次郎大臣政務官と2014年末に具現化について話し合ったこの近未来技術実証特区は、年明けの1月5日の午前に石破大臣の了承を得て、その日の夕方には、安倍総理が伊勢神宮での記者会見で発表したことからも分かるように、いま最もスピードと期待感を持って取り組まれている政策のひとつである、と平議員は紹介した。
 近未来技術実証特区とは、ドローン(無人飛行機)や自動運転のトラクターや自動車、遠隔医療、双方向性の通信技術を用いた最先端の教育といったあらゆる近未来技術を実証する特区を、ぜひ地方に設けようというもの。平議員が、近未来技術実証特区の姿を「超近未来の田舎」と表現したことに対して、生田氏が「そんなことをしたらロボットとお年寄りだけになってしまうだろ!」と突っ込みを入れると、平議員はベンチャー企業やハイテク企業が集積してくるので地方がより活性化すると説得的に説明した。
 続けて「イノベーション(技術革新)が起こると、必ず既存の時代遅れの規制が立ちはだかる」と話し、平議員の担当副大臣としての役割は、イノベーションを起こすベンチャー企業や研修者に代わって、規制官庁と精力的に規制緩和の交渉に当たることだと述べた。

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