Season2 第37回カフェスタトーク【衆議院議員 平沢勝栄】

2012年11月 5日 13:00 | カフェスタトーク

「カフェスタトーク しーずん2」。第一回のゲストは平沢勝栄議員。平沢議員は、東京大学法学部在籍中に当時小4だった安倍晋三少年の家庭教師を務められたとのこと。卒業後は警察庁入庁、在外大使館勤務等の多彩な経歴を持つ。司会の平将明議員は自民党情報調査局長に就任直後。多忙な二人で、ほとんど打ち合わせもないままに放送となったが、「的確な指摘だ。次回も期待。ユーモアがある。他では聞けない話だ。」など様々な感想が放送中に寄せられた。

 まず文部科学省の大学新設の認可問題について。大学と文科省が正当な手続きを踏んで新設の実務を進めていたにも関わらず、田中眞紀子文部科学大臣が一存で申請を却下したことは権力の濫用であると指摘。4月の入学に向けて準備をしていた学生などが多大な迷惑を蒙っていることからも、厳しい追及のコメントを続けた。
 次いで民主党時代の「前農林水産大臣・副大臣によるいわゆる対中国不正輸出疑惑」。前副大臣らも支援して設立した法人が、中国へコメを輸出する際の検疫を甘くし、中国での展示会を通じて売ることもできると謳い、多数の民間企業から2億円もの出資金を集めたもの。しかし、中国側が検疫の例外を認めることは無かった。野田前総理も訪れて箔を付けた展示館にはコメが届かず、賃料だけが発生し続けている。平沢議員は「誘われた企業は詐欺容疑で農水省やその法人に対し刑事的な責任を問うことすらできる」と断じている。
 石原慎太郎都知事の新党など第三極の連携についても触れ、石原都知事が「小異」としている原発問題、消費税問題などは決して小異ではなく、これらの問題で意見が対立する新党間の連携は厳しいとの見通しを示した。

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