Season2 第39回カフェスタトーク【築地魚河岸三代目 生田よしかつさん】

2012年11月19日 11:46 | カフェスタトーク

解散風が吹いてはいたものの、野田内閣総理大臣による解散宣言は極めて突然で世間に衝撃が走った。解散から三日が経過した今日11月19日。衆議院が解散したことで肩書が前議員になった平将明氏がおなじみの築地魚河岸三代目の生田よしかつさんをスタジオに迎えた。両氏はいつものように番組規範すれすれトークを展開する。

 野田首相は、民主党政権時代を自民党の「負の遺産」を背負った三年半であったと言っていた。しかし、主要国の中でサブプライムローン後に経済状況が回復していないのは日本だけというのが現実で、民主党の責任は重いと二人は糾弾した。
 他方、民主党への政権交代前の自民党は「国益をないがしろにし、身内や派閥を優先した」と批判された。こうしたことへの反省点に触れながら、政治家は国の未来を担う覚悟が問われていると平前議員は主張した。生田氏は、選挙に勝とうとするだけの覚悟しかなかったり、団結も選挙のためだけだったりする民主党のような政党は、遅かれ早かれ瓦解するのが見えていると述べた。
 今後は、限られた財源の中で、いかによい政策を打ち出していくかが政権を選ぶ上での重要な指標になるとし、平前議員は「地域再投資法」を一例として挙げた。この法律は、多大なマージンをとる大手ゼネコンを飛ばして、公共事業を中小企業が直接受注できるようにするなどして、実体経済への波及効果を最大化することを狙ったもので、これにより地域経済でお金が回ることが期待される。こうした一連の話で衆議院選挙を前にしての定番の両氏の対談は終了した。

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