技能五輪全国大会(香川)視察

2006年10月20日 23:15 | 活動実績
技能五輪全国大会が香川県の高松で開催されました。これは、青年技能者(原則23歳以下、職種により若干特例あり)の技能レベルの日本一を競う技能競技大会です。その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。 現在、全国大会は、原則として毎年11月に開催され、国際大会が開催される前の年の大会は、国際大会への派遣選手選考会をかねています。来年は日本の静岡県で国際大会が予定をされています。 私は日本の経済を支えるものづくり、特に中小企業のものづくりを元気にするという視点から、人材の確保・育成が極めて重要だと主張をしてきました。委員を務める衆議院経済産業委員会でも質問をしたところであります。役所の縦割りの弊害から、技術は経産省、技能は厚労省になっており、本大会は厚労省の管轄とのことですが、ものづくりを支援する政府としては、経産省、厚労省が垣根を越えて力を合わせて取り組むべきものと考えます。また、現在は大企業が上位を独占していますが、ボクシングのように企業の規模によって階級を分けるとさらに政策効果が上がるものと考えます。近々、甘利大臣に直談判したいと思っています。 【追記】 2006年11月1日に、甘利経済産業大臣に直談判しました。


甘利経済産業大臣

主な競技職種:機械組立て・抜き型・精密機器組立て・メカトロニクス・機械製図・旋盤・フライス盤など


旋盤競技風景


抜き型課題


抜き型競技風景

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