ベトナム経済ミッション

2007年8月15日 16:40 | 活動実績
8月12~15日、武部勤前幹事長のベトナム・ラオス・カンボジア訪問に併せて、経済ミッションを企画し、団長としてベトナムを訪問しました。 ngigroupの小池CEOら10名の経済人が参加しました。  武部訪問団として、グエン・タン・ズン首相、フック計画投資大臣、ホォン科学技術担当大臣らと相次いで会談をしました。  また、経済ミッションとしては国営企業民営化のキーパーソンである国営投資資本会社のタム会長、ベトナム商工会議所、現地日系企業家、ホーチミン市経済担当副市長らと意見交換をしてきました。  ベトナムでは今後、大型国営企業の民営化(株式上場)が予定されていますが、その市場規模が小さいことから加熱する懸念があり、どのように実態を反映した市場に育成していくか議論をしてきました。また、ベトナムにはまだ数が少ないものの、ベンチャー企業に対する投資・育成にも提供できるノウハウがあることを伝え、意見交換をしてきました。  ベトナム側から日本のものづくり中小企業の進出を要請されました。フック計画投資大臣をはじめ、経済界も含め共通の要望であり、また、大変熱心なものでした。私の地元の大田区は日本を代表する中小企業の集積地であり、ベトナムでもその名は有名で、私がその地域から選出されている議員であることに大きな期待をしている旨の表明が各所でありました。ベトナム側、現地日系企業グループ、大使、総領事からは最大限の協力をするとの言葉をいただきました。15日早朝の帰国後、夜には大田区花火大会で松原大田区長と会うので、早々に相談し、大田区企業ベトナムミッションの派遣が可能かどうか検討するとお話ししました。今後、大田区の取り組んでいるタイの工業団地との整合性などを考えながら検討していくことになるでしょう。


グエン・タン・ズン首相と首相公邸で。


フック計画投資大臣と会談場所のホテルのスイートルームバルコニーで。


ホーチミン市経済担当副市長と会談。


国営投資資本会社タム会長(手前、後姿の女性)と真剣な議論。

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