'ムダボ(自民党無駄撲滅プロジェクトチーム)'再始動!

2009年2月26日 11:27 | 活動実績

 自民党無駄撲滅プロジェクトチーム河野太郎チームが再始動しました。昨年は与党らしからぬ切り込みで実績をあげ、マスコミ等にもたびたび取り上げられました。
 今回は、役所の規制と一体となった国益法人等の資格・講習ビジネスに切り込みます。手始めに文部科学省、内閣府、財務省、環境省より各1時間のヒアリングを実施しました。その上で、今後さらに調査をすすめる対象を絞り込みます。
 私が個人的に興味を持った団体は以下の通りです。

 内閣府所管:2法人
 財務省所管:1法人
 環境省所管:2法人

※FACTA(2月号)

如是我聞[かくの如く我聞けり]のコーナーで無駄撲滅プロジェクトが取り上げられました。

平将明インタビュー記事の一部をご紹介します。


『無駄撲滅こそ与党議員の使命』 -抜粋-

「河野チームが画期的だったのは行財政改革の切り札とされる政策棚卸し(事業仕分け)を、国レペルで初めて実施したことです。この手法はシンクタンク『構想日本』が考案し、すでに32の地方自治体で予算削減効果を上げたもので、今回はその全面協力を得ました」「政策棚卸しとは、まず予算事業ごとに、各省庁の担当官と、我々議員と民間有識者からなる棚卸しチームが、公開の場で『その事業が必要か否か』を討論します。仮に必要だとしても、その事業をどこがやるべきかを議論し、『官から民へ』『国から地方へ』と仕分けてゆくのです。河野チームでは文科省、環境省、財務省、外務省の棚卸しを行い、予算項目ごとに必要性を精査した結果、対象91事業2・7兆円のうち約3500億円が無駄遺いとの驚くべき結論を得ました(※)」

「国を企業に譬えるなら、与党議員は取締役の立場です。株主(タックスペイヤーである国民)に代わって、執行部(官僚)が無駄遣いをせぬよう監督するのは、我々議員の当然の責務です。思うに今、与党が不人気なのは、政治が官僚組織に対する本来のガバナンス機能(監督責任)を果たしていないからです」

「実は、河野チームの政策棚卸しは、官僚組織以上に自民党の各部会からも猛反発を食らいました。あるベテラン議員からは『役所の重箱の隅をつつくのは与党議員の仕事ではない。そんなことは野党議員に任せておけよ』と諭されました。こうした旧来型の発想は、もはや通用しません」

「市場競争に晒されぬ官僚組織は非効率であり、放置すれば肥大化する性質を持っています。右肩上がりの時代が終わった今、限られた予算をいかに有効配分し、国民福祉につなげるかが政治家の役割です。私は無駄撲滅の切り札である政策棚卸しを今後自民党の機能としてビルトインし、それをマニフェストに掲げ、来る総選挙を戦うべきと主張しています」         

FEBRUARY 2009 FACTA 50Pより転写

ヒアリング風景 手前が役所(文部科学省)、中央が河野太郎座長 奥から福田、平、亀井、越智、鈴木議員(ムダボメンバー)

奥から福田峰之議員、私、亀井善太郎議員

PAGE TOP