細田幹事長にマニフェスト策定委員会設置の申し入れ

2009年4月 1日 11:17 | 活動実績

 自民党若手議員を中心に「早急なマニフェスト策定を求める有志の会」を立ち上げた。61名の賛同者(下記参照)を得て、本日午後4時40分、細田幹事長室に申し入れをした。細田幹事長からは、前向きな対応をいただき、1週間以内に回答をもらうことになった。申し入れ内容は以下の通り。 61名中、40名は一年生議員であり、私と山内康一代議士が中心となって取りまとめた。前回衆議院選挙で約束した政策や構造改革に対する評価、自民党の立ち位置、そして将来の展望などをマニフェストの議論を通じて明らかにしていくべきだと考える。

【早急なマニュフェスト策定を求める有志の会】

赤池誠章・高鳥修一・あかま二郎・田中良生・あべ俊子・棚橋泰文・石原宏高・田村耕太郎・上野賢一郎・土屋正忠・近江屋 信宏・土井真樹・大塚拓・富岡勉・大前繁雄・並木正芳・岡部英明・中山泰秀・小川友一・西村明宏・奥野信亮・萩原誠司・小野次郎・橋本岳・小野寺五典・早川忠孝・片山さつき・林潤・北村茂男・広津素子・木原誠二・福岡資麿・木原稔・福田峰之・ 木挽司・藤田幹雄・坂井学・古川俊治・佐藤ゆかり・牧原秀樹・塩崎恭久・松浪健太・篠田陽介・松本文明・柴山昌彦・松本 洋平・清水鴻一郎・丸川珠代・新藤義孝・水野 賢一・菅原一秀・安井潤一郎・鈴木淳司・山本一太・鈴木馨祐・山内康一・関芳弘・山際大志郎・世耕弘成・山本ともひろ・平将明 以上61名


―マニフェストの策定に関する申し入れ―

 衆議院の任期満了まで6ヶ月を切った。自民党にとって厳しい戦いが予想される次回の総選挙を勝ち抜くためには、「マニフェスト」(政権公約)を通じて責任与党としての「具体的な政策目標」を国民にしっかりと示す必要がある。

 この点については、党内の様々な勉強会や議員連盟が「マニフェスト策定のための党内組織の立ち上げ」と「党内議論に基づく意見の集約」を党執行部に働きかけて来た。にもかかわらず、総選挙が6ヶ月以内に迫った現段階でさえ、「マニフェスト作成」の時期やプロセスは明示されていない。「マニフェスト」の内容が固まっていないために、個々の選挙区では自民党公認予定者が「党が一体何を目指しているのか」を効果的にアピール出来ない状況が続いている。

 「マニフェスト」とは党内外の知恵を結集して練り上げる数値目標とタイムテーブルを明記した「政権の公約」だ。策定するにはそれなりの時間と手間がかかる。たとえば「解散の直後」にあわてて政策を寄せ集め、党内議論もないまま公表するような「俄作りの公約」では、到底、国民の共感を得ることは出来ない。


こうした状況を踏まえ、私たちは改めて次の3つの要望を党執行部に申し入れたい。

1. 党として前回総選挙のマニフェストを検証・総括すること。

2. 党内に「マニフェスト策定委員会」を作り、早急に議論を開始すること。

3. 党内意見の集約にあたっては、「オープンな議論の場」を設けること。

以上                             
   
 2009年4月1日            

早急なマニフェスト策定を求める有志の会

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