【インターンによる発信 『若い声』】  春休み!議員インターンシップのススメ。

2016年1月22日 17:46 | 若い声

「政治家も秘書も嘘つきで、裏取引ばかりしてるんだよね?」私が議員インターンシップの話をすると、このような負のイメージで切り返されることが少なくない。確かに、そのような政治家や秘書は一定程度存在していて、時折ニュースにもなる。そんな報道を聞くたびに、誰もが政治に裏切られた気分になる。しかしニュースとは、珍しいからこそ報道価値がある。「嘘つきで裏取引してる」議員がニュースになるということはむしろ、日本の政治が潔白である証しとも言えるのではないだろうか。

実際、私が議員インターンシップを通して知り得た議員や秘書の99.9%は素晴らしいひとだ。政治家は、自らの政治信条にもとづき、国や地域をより良くしたいと本気で考え、一つ一つの法案などについて、早朝から熱い議論を交わしている。秘書の方々は、議員本人の政治信条に共鳴して、議員の活動がしやすくなるよう汗を流している。何よりも、私のような学生が「こういう政治活動をしたい!」と話をすれば、「若い人が政治に関心を持つことはいいことだ」と手放しで応援してくださる。

私が議員インターンシップをしている平将明事務所の方々は、そのなかでも随一だと、私自身は強く思う。日本政治のリアリティを見せ体験させてくれたり、議論の最前線の現場に連れて行ってくれたりする。ときには秘書さんから「いい経験だし報告すべき案件だから」「でも、議員は多忙なのでできるだけ簡潔に!」会議の報告を直接、議員本人へさせてくれることもある。こんな貴重な経験、どの民間企業インターンシップでも有り得ない!(と、個人的に思う。)

だからこそ(最近ひそかなブームらしい)議員インターンシップとしては珍しく、1年7ヵ月という長期にわたって、意欲を持って前向きに継続することができたのだと、心からそう思う。何事も長続きしなかった私にとって、奇跡といっても過言ではない。これからもずっと続けていきたいと、そう本気で思っている。

入試シーズンも近づき、大学はもうすぐ春休み。この文章に何かを感じた後輩が1人でもいたならば、議員インターンシップに是非チャレンジしてみて欲しい。「どうアプローチしたらいいのかな...。変なヤツって思われないかな...?」 No problem ! 今は『NPO法人ドットジェイピー』など多くの団体に議員インターンシップのプログラムがある。受け入れ体制も多種多様だけど、どの事務所も優しい秘書さんが親切に対応してくれる。まずは動き出すこと。私だって秘書さんには遠く及ばないけれど、全力でサポートします。みんなでリアルな日本政治を体感してみませんか?

[インターンR・M]

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