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【インターンによる発信 『若い声』】 経済学の深奥

2018年11月 5日 09:14 | 若い声

 大学で経済学を学ぶ者としては、政治の文脈から語られる経済学に違和感を覚えることがあります。もちろん私は経済学部で学ぶ、少しの知識しか持ち合わせていませんので、経済学の最先端のモデルを理解してはいませんが、しかしそれでも違和感を覚えるのは「正しく」経済学を理解してない方が多いからだと思っています。
 「経済学」は一般に理解されている「経済」とは大きく異なります。経済学は高度に数理抽象化されたモデルやデータを用いて、人間に関する凡ての現象を明らかにする学問です。そのため、経済学は金融や市場だけでなく、医療経済学や人事経済学など幅広い分野で応用され成果を出しています。もちろん、人間の行動や心理を数理化することが批判の対象になっていることは経済学を学ぶ者として理解していますが、それでも経済学が数理化をやめないのは、しかるにそこから得られるあれこれが示唆に富んでいるからです。とりわけ、エヴィデンスに立脚した政策が求められる今日、政策を客観的な数値として評価できるのは経済学の貢献が大きいと考えています。
 しかし、悲しいことに世間ではトンデモ経済学本が流布し、経済学に対する不信感と過度な期待が寄せられていることも事実です。とりわけ、政治の文脈では、経済学を理解なさらず、政策批判をなさる方が多いということをインターンを行っていると良く感じます。
 例えば、平議員は電波市場を開放しようとされています。電波市場で用いられるオークション理論は、経済学によって生み出された仕組みであり日本では馴染みが薄く、競争を煽っているような気さえします。しかし、オークション理論は公正かつ、全ての人々が望ましいと思える状態を達成出来るうえ、莫大な公的利益を生み出せるよう経済学によってデザインされています。一見、競争を想起させるようなものであっても、実は私たち国民にとって望ましい富の分配を可能にしているのです。
 また、平議員が経産省の政務官を務められていた時は、これまで「やりっぱなし」であった政策の事後評価と、その反省に基づく新規の政策作成という、一連のサイクルの確立に取り組みました。経済理論だけで政策を立案しても上手くいかないことは往々にしてあります。それは間違いなく理論と現実の違いを捉えられていないからです。しかし、平議員は民間での経験から現実の経済も熟知しています。理論と現実の距離を測り、あくまでも現実に重きを置いた政策を作る、平議員の政策に対する真摯な姿勢を表した逸話だと思います。
 「正しく」経済学を理解することは思い込みやイデオロギーに基づいた主観からの脱却を可能にします。経済学を学ぶ者として、平議員が経済政策を担われていることに大きな安心を感じます。
 経済学は万能ではありません。しかし、正しく用いれば全ての人を幸せにできます。私は一人でも多くの方に「正しく」経済学を理解して頂きたいと切に願っております。

(インターンR・U)

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