2022年6月21日 18:35 | 秘書ログ
3月30日、ついに世に出された「NFTホワイトペーパー(案)」。平議員がNFT特別担当に指名されてから僅か2ヶ月余りでの完成だった。今後さらにブラッシュアップしていくとのことだが、既に界隈から「素晴らしいです!」「ありがとうございます!」などの評価を受けている。そして、英語版も作成し海外にアピールしたところ、海外でも好評だったという。このスピード感にして精度の高い内容。だが、日本の大手メディアの反応は鈍く速報する会社はなかった。
それでも、平議員のNFTチームは着実に歩みを進める。4月21日に岸田総理にホワイトペーパーの概要と世界の情勢を説明、4月26日にホワイトペーパーの内容を盛り込んだ自民党のデジタル戦略「デジタル・ニッポン2022」が承認、5月5日に岸田総理がロンドン・シティでの演説で、「ブロックチェーン、NFT、メタバースなど、web3.0の推進のための環境整備を含め、新たなサービスが生まれやすい社会を実現いたします」と言及。しかし、大手メディアは、このシティ演説でも「web3.0」に注目することはなかったため、首相官邸の講演録を見るまで、演説において言及された事実を知ることができなかった。
その後も平議員は手を緩めることなく、自民党の成長戦略「新しい資本主義への提言」に組み入れた後、政府の「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」にweb関連政策を反映させた。ついに、平議員のNFTの一チームの提案が国家戦略として明確に位置付けられたのだ。このほか、政府の「知的財産推進計画2022」と「デジタル社会の実現に向けた重点計画」にもしっかりと新たにweb3関連政策が入れられた。
平議員はキーワードにも拘り続けてきた。曖昧さを嫌う役所側が言葉の定義ができていないということで「Web3.0」を使いたがらないのに対し、「日本がWeb3.0を国家戦略として位置づけたというメッセージが大切なのに、世界的なキーワードを使わないのではインパクトに欠ける」「DAOは株式会社に続く大発明なのに一言も触れないのはあり得ない」など。
抜擢した一回生議員、志を同じくする同僚の議員、理解ある先輩議員、色々な方々の力を借りながら、ここまで見事に有言実行で事を成し遂げてきたが、これで「めでたし、めでたし」ではなく、平議員は骨太方針2022が示されたその週に、すぐさま関係省庁を呼んでフォローアップ会議を開催し、各省庁の取り組みの現状確認と今後の遂行の指示を行った。また、ホワイトペーパーに対するweb3関係者のヒアリングも並行して行うなど、実に徹底している。
6月17日に発表された参議院選挙(6/22公示、7/10投開票)における自民党の公約にもweb3関連政策が入った。しかし、平議員は「まだ富士山で言えば一合目。年末の税制改正に向けて更に力を注いでいく」と言う。
各国の動きは早い。自民党での議論が始まった後、米国では大統領令が出され、180日以内に政府としてweb3関連の政策を取りまとめることになっている。イギリス財務省は造幣局にNFTを作らせることを発表、ドイツは暗号資産を1年以上保有してから売却した場合には所得税を非課税にするガイドラインを発行。次の参議院選挙で、平議員や自民党に力を与えていただき、日本が次のステップに大きく踏み出せることを切に願う。 〈秘書W〉